預け入れ手荷物体にあった丈夫なかばんを 飛行機に乗る際、チェックイン時に預ける荷物には、サイズや個数、重さに規制があり、路線によってその内容は異なります。 アメリカ、太平洋方面への便には、サイズと個数に制限があります。荷物のサイズは、縦、横、高さの合計が、158cm以内で32kg以内の荷物を二個まで、かつ、二個の三辺の合計が270cm以内です。 ヨーロッパ、アジア、オセアニア方面への便は従量制。ファーストクラスでは40kg以内、エグゼクティブクラスで30kg以内、エコノミークラスでは20kg以内になっています。制限を超えた場合は、追加料金が必要になります。 スキーやゴルフ、ダイビング用品などは、航空会社によって無料で預かってくれる場合と、別途料金がかかる場合があります。大型の手荷物がある時は、あらかじめ利用する航空会社の案内に問い合わせるといいでしょう。 一度、機内に預けた荷物は、目的地に着くまで取り出すことができません。まさか預ける荷物にパスポートを入れてしまう人はいないでしょうが、現金や貴重品も入れないように注意しましょう。以前、空港の警備員が組織ぐるみで、預けた荷物から貴重品を抜き取る事件が相次ぎ、問題になった国もありました。 国際線に預ける荷物は、投げられたり、積み重ねられたりと、ある程度手荒く扱われる覚悟も必要。途中で開いたり壊れたりしないよう、丈夫でしっかりカギのかかるかばんを選びましょう。 大は小を兼ねると言いますが、スーツケースに関しては必ずしもそうとばかりは言えません。自分で持ち上げることが困難なほど大きいと、階段などで大変です。旅の目的と自分の体力にお合った大きさのかばんを選ぶことが大切です。 預けた荷物をターンテーブルで受け取る時、同じような形と色のかばんがたくさん出てきます。名札やスーツケースベルト、ステッカーなどで、遠目でも自分のかばんとすぐ分かるよう、目印を付けておくといいでしょう。 (旅行用品専門店ボン・ボヤージュ 店長・和泉勝美) (熊日日々新聞・夕刊2000年11月28日号掲載) |
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