世界の電気事情各国の違うプラグの形や電圧 海外旅行にドライヤーを持っていったけれど、プラグの形が違っていて使えなかったり、異常に熱くなって、火を噴いて壊れてしまったという話を聞いたことはありませんか。 プラグの形と電圧は、国によって異なります。日本の電気製品を海外で使うには、プラグの形と電圧を訪問国に合わせなければなりません。 世界の電圧はだいたい、100-120ボルトの地域と、200-240ボルトの地域に分かれます。日本の電気製品を使うには、電圧切替機能付きのものか、お手持ちの電気製品に変圧器を取り付けることが必要です。 変圧器には、電子式とトランス式があります。ドライヤーやアイロンなどの熱器具には電子式、CDやヘッドホンステレオ、パソコンや充電器などの精密機器や、マイコン制御の機器には、トランス式の変圧器をお使い下さい。 電気製品の消費電力によって、変圧器に大きさも変わるので、まずは持っていきたい電気製品の消費電力を核にしましょう。 プラグの形も、丸い穴が二つだったり、三つだったり、四角い穴だったりとさまざまなので、訪問国にあった接続プラグを準備します。 最近、仕事や勉強で海外にパソコンを持っていく人が増えています。100ボルト対応のパソコンは、もちろん変圧器が必要ですが、240ボルト対応のACアダプターでも、その電源ケーブルはほとんどが125ボルトまでしか対応していません。200ボルトを超える国へ行く場合は、250ボルトまで対応する電源ケーブルに替えておきましょう。 パソコンをせっかく持っていったのに使えなかったり、大切なデータを壊してしまわないよう、事前の準備をお忘れなく。(旅行用品専門店ボン・ボヤージュ 店長・和泉敏) (熊日日々新聞・夕刊2000年9月6日号掲載) |
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